一年に一度のみ、お寺でのアルバイト
高校時代に経験した中で一番思い出に残っているアルバイトがお寺でのアルバイトです。
常にあるわけではなく一年に一度お盆の時期だけのアルバイトでした。
1日8時間程度、報酬は2日で3万円+α。
お坊さんと一緒にお経を読むわけでも無く厳しい修行が必要なわけでもなく、高校生の私にとっては非常にオイシイアルバイトでした。
一体どんな事をするのかというと、お寺の中には納骨堂というものがあるのをご存知でしょうか?
小さな仏壇のようなものがまるでコインロッカーのようにいくつもずらりと並んでいる場所があるのですが、お盆になるとそこへ主に檀家さん達がご先祖様の供養にお線香を上げに来たりします。
私が経験したアルバイトというのは、檀家さん達が供養を終えて帰宅された後のお線香や供物を下げるという作業です。
せっかく供養するために置いてあるものを下げてしまうのはなんだか失礼な気がしなくもないのですが、狭いスペースで何家分もの納骨棚が並んでいるので、ろうそくやお線香の火をそのままにしておくと危ないですし、供物の中には果物等の生ものがあるため腐敗して汚れてしまう可能性があるので、ご家族の方が帰宅された後は下げてしまいます。
ひたすらお盆のようなものに乗せてお寺の台所へ運ぶ往復作業の繰り返しなので何も難しい事はなかったのですが、失敗といえばもう帰られたと思って檀家さんが実はお手洗い等に行っていただけで戻ってきたら供物が無い…なんて事もありました。
唯一作業していて辛いことと言えばお線香の匂いが髪や服に付く事と煙で喉が痛くなってしまった事くらいでしょうか。
お昼過ぎから始まってだいたい20時か21時頃までの作業ですが、18時頃1時間の休憩と夕食がご馳走になれます。